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無農薬米使用 醍醐のしずく 720ml (要冷蔵)寺田本家 クール便
商品カテゴリー : 自然栽培 日本酒・焼酎・梅酒・有機ビール
「未成年者の飲酒は法律で禁止されています。」
現在の菩提山正暦寺(ぼだいせんしょうりゃくじ)に端を発し、鎌倉時代からの戦国の世にかけて編み出された、『菩提もと(ぼだいもと)』仕込みといわれる空中の天然乳酸と野生酵母(酒蔵では蔵付き酵母)を採り込んだ『そやし』という水をもとにして仕込みました。
まさに『生もと』の原型、酒造りの原点と言えるお酒造りに挑戦いたしました。そのままを味わっていただくため、割り水、ろ過は一切行わず、一仕込みごとに瓶詰めしています。仕込み時期によって味の異なる甘酸っぱいお酒です。
さらに詳しい説明はこちら
米の栽培方法/無農薬米(コシヒカリ等)
精米歩合/90〜93%
アルコール度数/6.0〜15.0%
日本酒度/−40〜−70
酸度/6〜12
アミノ酸度/2〜6
※仕込みごとに数値が異なるため、おおまかな範囲を記して
あります。]
「菩提もと仕込み」のお酒『醍醐のしずく』ができました。
●「菩提もと仕込み」とは
中世(10世紀〜)寺院で興った「僧坊酒」の系譜に連なり、戦国の世、奈良(奈良市南郊、菩提山町)の菩提山川の清流をさかのぼった辺りに所在する「菩提山正暦寺(ぼだいせんしょうりゃくじ)」で創製された「諸白(もろはく)」(掛米・麹米ともに白米で仕込んだ酒)が日本酒造りの原点であるといわれています。
この仕込み方を菩提もと仕込みといい、温暖な季節にも可能なつくりかたなのです。先ず、最初に空中の乳酸菌を取り込み、乳酸発酵を営ませて雑菌の繁殖を押さえ、野生酵母(酒蔵では蔵付き酵母)の増殖を促し、アルコール発酵を行わせる、といった微生物学的に極めて巧妙かつ合理的なものでした。乳酸発酵の進んだ『そやし』という酸っぱい水をもとにして仕込みます。この仕込み方法は『生もと』の原型とも言われています。
●「醍醐のしずく」の製造工程
材料:白米一斗、麹五升、仕込水一斗→実際の仕込み量は約10倍となります。
1、白米を1割(一升)と残り9割(九升)に分け、1割(一升)のほうだけをご飯のように炊き上げ、一晩冷ましておく。
2、冷ました白米を「さらし」の袋に入れ、口を縛る。
3、仕込タンクに9割(九升)のよく洗った生米と仕込水一斗を入れ、そこに2、の袋を漬け込む。
4、毎日袋を揉んで、中のご飯を搾り出すようにする。⇒だんだん酸っぱくなったご飯のような香りがして乳酸菌が活動してくる。泡も少し出てくる。
5、3日後、中の袋を取り出し、生米の水切りをするが水は捨てないでとっておく。
6、生米を蒸気が上がってから45分くらい蒸す。よく冷ます。
7、麹五升のうち五分の一を「さらし」の中のご飯と混ぜ、その半分をタンクの底に敷く。麹のうちの五分の四と蒸米、とっておいた水(酸っぱい水)を混ぜ、タンクに入れる。麹とご飯を混ぜた残りの半分をその上にふたをするように広げる。これで仕込みは終わったのでタンクにごみや虫が入らないよう布でふたをしておく。
8、一晩ぐらいして泡が出てきたら櫂入れをする。1日2回ぐらい櫂入れをしながら、季節にもよるが1週間ぐらいでお酒になる。
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